変わりつつある礼儀の定義
礼儀の定義が変わってきてる気がした
礼儀1.0
相手を重んじる。自分の時間を犠牲にし、時間を相手のために使う。直接会う。スーツなど服装をわきまえる。礼儀2.0
相手の時間を奪わないようにする(電話しない、リモートで済むものはリモート)— GOROman (@GOROman) 2018年4月13日
元のツイートはこちら。4月に投稿されているのでちょっと時差があるが、先日ビジネスインサイダーでも関連するフォロー記事がアップされた。
「礼儀2.0」はいかに相手の時間を奪わないかが重要だという。インターネットが出現して通信手段がアップデートされ、相手に何かを伝える手段が圧倒的に増えたことが要因
これには大変共感しており、自分の属する組織でも似たようなケースが多々あるので耳が痛い。
責任者から実践しないと変わらない
とある企業では「重要なことは電話で伝達する」という慣習が根付いていて、その理由のひとつに「細かいニュアンスが伝わらないから」というのがある。
この理由には個人的にとても異論があって「むしろ文章の方が伝わるだろう」と思っている。ニュアンスが伝えられないのは、文章にするのを面倒がっているだけの可能性が高い。
以前ホリエモンが著書かTwitterで話していたが、メールやチャットで済むことなのに、相手の時間を無断で奪ってまで電話することほど無駄なことはない。
また、その企業では上司に対してメールを送ったら「メールしたので確認をお願いします」と電話で伝えなければならないという暗黙ルールもある。その上司いわく「メールやチャットは相手が見落とす可能性もあるし、送りっぱなしは横柄だ」というのだ。
メールやチャットの通知を見落とした自分の過失を棚に上げて、送信者に責任を押し付けるのは横柄とは言わないのだろうか?
繰り返すが、電話は問答無用で相手の時間を奪うばかりか、伝達した証拠がどちらにも残らない前時代的過ぎるツールなのだ。
この記事にもあるように、100歩譲って「文章を書くのが苦手でうまくニュアンスを表現出来ないからどうしても電話で伝えたい」というなら、予めチャットなどで電話のアポイントを取るべきだろう。