久しぶりのBlackBerryネタ。
今週は新機種が発表されたり、日経から日本撤退報道が出たり何かと騒がしかったBlackBerry。
週アスがBlackBerryに取材したところ、ひとまず撤退はないようなので一安心。
最新OSを搭載したZ10(左)とQ10(右)は日本での発売が未定だ |
自分のBlackBerry 9900は最近、役割の多くをiPhone 5に奪われて、
すっかりメールとテザリング専用機になっている。
通話もiPhoneで済ませているので、
思い切ってデータ専用プランに変更することにした。
MacとBBを持ち込んで契約後その場で通信テストなど |
かなりレアな手続きなのか、研修生バッジを付けたスタッフさんが
滝のような汗を流しながら対応してくださり、ちょっと気の毒だった。
目次
通話さえ諦めれば1700〜6685円で維持できる
通話プランだと
タイプシンプルバリュー780円
+
BIS490円
でわずか1270円で維持できるが、
テザリングに使う場合は
タイプシンプルバリュー780円
+
BIS490円
+
パケホフラット8190円
で9460円になってしまう。
ところがFOMAのデータプランなら
定額データプランスタンダードバリュー5985円
+
mopera Uスタンダード525円
+
BIS490円に
ISPセット割で315円値引きが入り、MAXでも6685円で収まる。
さらに、Wi-Fi運用のみでテザリングもしない月は
定額データプランスタンダードバリュー1000円
+
mopera Uスタンダード525円
+
BIS490円に
ISPセット割で315円値引きが入り、1700円で維持できる。
通話プランに比べると最低額は430円高いが、
モデムとして常用するなら3000円近く安いのだ。
APNは「mopera.net」ではない
接続でちょっとつまづいたのが、APNだ。
総合プランで使う場合は「mopera.net」か
「mpr.ex-pkt.net」(128k通信)のどちらかでつながるのだが、
定額データプランでは「mopera.flat.foma.ne.jp」というAPNになる。
これに気づくまで30分ぐらいかかったが、
ここに書いてあったので参考にしてほしい。
単体で使う場合は基本Wi-Fiのみ
定額データプランでは、うっかり従量制のAPNにつないでしまわないよう、
「接続先限定」というオプションがデフォルトでついてくる。
海外で使う際などはこのオプションを廃止する必要があるが、
通常は付けておいたほうが安心だろう。
ところが、BlackBerryが3G回線でBISに接続するには
「blackberry.net」なるAPNにつなぐ必要があり、
このAPNが先の「接続先限定」の対象外なのだ。
つまり「接続先限定」オプションを廃止すれば、
Wi-FiがなくてもBISにつながり、
BB単体でメールやネットができるようになる。
しかし、通信料は0.042円/パケットの従量課金になるため、
100万パケット使うと4万2000円の請求が来てしまうのだ。
なんかいい方法はないものか。
外で単体利用できないのは残念だが
出先でパソコンを使う際、いざというときに
FOMAエリアでテザリングができる端末があるのは心強い。
速度こそ1Mbps程度しか出ないが、
ちょっとした調べ物やメールなど普通の作業にはまったく問題ない。
Xiと違って7GB制限もないので、気兼ねなく使えるのもうれしい。
ひとまずこれで完了。Q10が出るまでは
メイン端末 iPhone 5
メール送信、テザリング要員 BlackBerry 9900
で運用することにしよう。