去年はiPad Airを入手したこともあって、どちらかというとコンテンツ消費する時間が多い1年でした。
先週、3年ぶりにパソコンを買い替えてクリエイティブなモードに入っており、久しぶりに文章を書く気になった次第です。
iPadは毎回使い始めるたびに「今度こそパソコンの代わりとして使えるのでは」と淡い期待を抱くんですが、見事に毎回打ち砕かれます。今回もそうでしたので、なぜそう思うかをまとめてみます。
結局はYouTubeやマンガ見る専用端末になってしまって、最終的にはこどものおもちゃと化します。
24回払いでiPadを買い換え続けてる人がいるとしたら、その予算をパソコンに回した方がいいと思います。
iPadではテキスト入力をやる気がおきない
ソフトウェアキーボードではタイピング効率が悪いので時間もかかるし、書いてて楽しくない。
かといって使い物になるレベルのBluetoothキーボードを追加購入すると廉価パソコンの予算をだいたい超えます。
一方、パソコンのキーボードは打ってて心地いいのでどんどん筆(指)が進みます。
iPadでは動画編集をやる気がおきない
iMovieなどの動画編集ソフトは画面内の要素が多いので、タイムラインの細かい作業はタッチ操作では難しく、すぐに挫折してしまいます。
そしてだんだん「動画なんて編集してなんになるんだ」という気分になってやらなくなってしまいます。
マウスやトラックパッドを接続して使えばかろうじてできますが、そこまでするんだったらもうパソコンでやればいいじゃないかと。
iPad用のMagic Keyboardは絶対買わなくていい。5万円近いキーボード追加してパソコンより重くなるなんて無理。贅沢品です。
いちおうiPadの方がやりやすい作業もある
というわけでほとんどの作業においてパソコンを超えられないiPadですが「PDFに注釈いれて送る」みたいなタスクはiPadとApple Pencilが最強です。
というか、パソコンではほぼできないと言ってもいい作業なのでそういう仕事を日常的に紙でやってる人にはお勧めできます。
ただし手書きデジタル手帳みたいなのは最初のころ未来を感じたんですが、今となっては中途半端だなと思います。手描き文字だから検索性低いし、即メモ速度は完全な紙の手帳に勝てないし。
iPadに幻想を抱くのはやめよう
というわけで、iPadでふだんのパソコン仕事を置き換えることは2023年になっても不可能です。
時間とお金に余裕のある人が、贅沢品として持つようなガジェットかなと。
とはいえ近年のiPadは外部ディスプレイへのデスクトップ拡張に対応するなど方向性としてはパソコンへ向かっているので、また数年後に試してみたいと思います。
結論としては、iPadを買うぐらいならその予算でパソコンのメモリやストレージを増設したり、CPUをアップグレードした方が幸せになれます。充電すべきものも減らせます。
※すべて個人の感想です。iPad大好きな人たちに不快な思いをさせたらごめんなさい