スポーツメーカー・デサントが作っているオルテラインというブランドのダウンジャケット、通称「水沢ダウン」を知っているだろうか。
着ている人の評判がとにかく良くて、カナダグースやノースフェイスよりも機能性がイイという噂をあちこちで聞いていた。
それで4年前ぐらいから気になってはいたんだけど、当時は町中に溢れ出したモンクレールに嫌気がさして、DUVETICAのダウンへ買い替えたばかりだった。
ダウンばかり持っていてもしょうがないので、ひとまず保留にしていたのである。
いざ新丸の内ビルへ
今年は4年ぶりにダウンを買い換えようと思って、デサントのショップが入っている丸の内ビルディングへ出掛けた。
オープンの11時めがけてやってきたが、3連休の初日ですでに人通りがすごい。
シャッターの前でお店の開店を待つなんて、いつ以来だろうか。
3日で品切れになるという人気モデル「マウンテニア」のブラックが、実は本日入荷するという情報を得ていたのだ。
ところがブラックはなんと各サイズ1着ずつしか入荷しなかったとか。
入荷日に1着しか入ってこないってすごい希少性高い。
着てみた感想だが、まず軽い。とにかく軽いのが第一印象。
でもボリュームがすごい。羽毛布団を着ているようだ。
これならインナーは薄いメリノウールTシャツだけでどこでも行けそう。
Form Follows Function
Form Follows Function(形態は機能性に従事する)という理念で作られた水沢ダウンは、とにかく作りに無駄がない。
ジッパーひとつとっても、換気のためのベンチレーションを考えた設計になっていたり、いわゆるデザインのためだけについている装備はひとつも無いのである。
この考え方がミニマリズム的で、個人的にもとても共感できる。
これでもう5年はアウター買わなくて済みそうだ。