1週間ほど前からお酒を飲まないようにしている。
「禁酒」というほど仰々しい感じではないが、なんとなくやめられるならやめてみようかな、程度の気持ちで始めてみた。
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ほぼ毎日飲んでいた
それまでは平日でも休日でも関係なく、自宅近くのコンビニで角ハイボール500mlを買って帰り、寝る前に飲みながら自室で映画を観る日が多かった。
「これさえなければちょっとでも早く寝られるのになぁ」と思いつつ、習慣化してしまったダラダラタイムをなかなかやめられない。
たすくまで「晩酌」というリピートタスクを過去ログで振り返ると、うんざりするぐらいの時間を消費している事実に気がついた。
そうか、タバコをやめて2年半、ついに酒とも縁を切る時がきたのか。
お酒を飲んでも問題は解決しない
なんとなく、疲れた日は一杯飲んでから寝たほうが「寝付きがいい」ような気がしていた。
ところが実際には真逆で、疲れが取れるどころか体に負担を掛けるだけでなく睡眠時間も奪うため、翌日さらにシンドイのである。
あと「お酒は人生を豊かにする」というのもすごく分かるし、自分もそう思ってた時期もあったが、今は「お酒がないと人生が豊かにならないのか」「お酒がなくても人生を豊かにすることはできるんじゃないか?」と思う。
余談だが、近ごろ芸能人がお酒を飲むだけの番組が増えているらしい。
それも視聴者を「ああ酒があればあんなに楽しい」と錯覚させて、酒で消費を回そうというマーケティングの一端だという説もある。
そりゃそうだ。人間、お酒を飲んでる時の方が財布のヒモが緩くなるんだから、メディアがお酒を勧めるのは当たり前だ。
お酒を「もう飲まなくてもいい」と考える
佐々木典士さんの「僕たちは習慣で、できている。」にこんな一節があった。
何かを断つときに、禁止の言葉を使わないというのもひとつのテクニックだ。「お酒を飲んではいけない」と考えるのではなく「もうお酒を飲まなくてもいい」と考える。メリットではなく、自分が感じていた苦痛の方に目を向けるわけだ。
なるほど確かに、2年前にタバコをやめて以来、吸ってる人を見てると「自分はもう吸わなくていいんだなぁ」と嬉しくなったりする。
お酒をやめて規則正しい生活をしたかったし、無駄な出費を減らしたかった。酔っ払ったときの失言をあとから思い出してゾッとするのも嫌だった。
それが叶うなら、卒業して「もう飲まなくていい人」になろうと思った。
誘惑に勝てるか?
ひとり酒はコンビニを避けて解決するが、飲み会はどうだろう。
お盆休みの前日、仕事仲間たちと怒涛の7月8月を乗り切った打ち上げを開いた。
これはいい機会だということで、ソフトドリンクで乗り越えられるか試してみた。
結果からいうと、余裕だった。超よゆうッス。
数時間ものあいだ、ずっとウーロン茶かライムジュースしか飲まなかったが、2次会、3次会も平気で過ごせた。
途中「一杯ぐらいいいじゃん」的な誘惑も何度かあったが「いや、大丈夫!」と笑ってやり過ごせた。
大きな山場は乗り越えた
「打ち上げ」という、さぞお酒が美味しく感じるであろう席で、普通にアルコールなしでも楽しく過ごせたから、きっとこの先も大丈夫だという自信がついた。
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