ドコモの夏モデルとして発売予定の新機種「HT-03A」について解説します。
日本では初となる「Androidケータイ」であり、ニュースでも何かと話題になってるようだ。
Androidは、米グーグルが中心になって開発した、携帯電話向けのOS。
当然GmailやGoogleマップ、YouTubeなど自社のサービスとの相性は抜群だろう。
ポイントは他のOSと違って基本部分がオープンソース、つまり無償提供されるというところ。
たとえば、ほとんどのパソコンにはWindowsというOSが入ってる。
富士通やDELLなどのメーカーは、Windowsを使うためにマイクロソフトに使用料を払う。
結果、1台あたりのコストに上乗せされ、消費者が買う値段に影響する。
でも、Androidはライセンスが公開されているので、企業はコストを抑えてケータイを開発できるわけだ。
当然、Androidケータイは今後、安く買えるようになっていくだろう。
しかしスマートフォンというのは、どうもまだまだ敷居が高い。
レスポンスが鈍いとか、ケータイメールができないとか言われちゃうし。
ワンセグやおサイフケータイも、日本独特のサービスであるため基本的にナシ。
結局はビジネスマンやマニアが買うモノ、根気よく頑張って使うモノといったイメージが強いし、実際のところほとんどのスマートフォンがそうだ。
個人的には日本での発売が決まって以来「これはiPhone以来の衝撃になるかも」とわくわくしております。
なんといっても普段からPCではGmailを使い、写真管理はGoogle Picasa、情報はYouTubeやGoogleリーダーで得ている俺には、この上なくベストマッチな端末という予感。
しばらくはiPhoneとの二刀流でいくつもりだが、もしAndroidがiTunesと同期できるなら、iPhoneやめるかもしれない。
とにかくHT-03A、楽しみ!