Amazon EchoやGoogle Nestといったスマートスピーカーは、一般的に音質がイマイチです。
イマイチというと語弊があるかもですが、特にEcho dotやNest miniといったエントリーモデルは、クオリティを重視する音楽ファンからは敬遠されがちでしょう。
でも、音質を犠牲にしてもお釣りがくるほど快適に使えるなら、スマートスピーカーを使う価値はあると思いませんか?
Echo Dot (エコードット)第3世代 – スマートスピーカー with Alexa、チャコール
- 発売日: 2018/10/30
- メディア: エレクトロニクス
前提としてスマートスピーカーの定義とは何でしょうか。
Wikipediaによると以下のとおりです。
スマートスピーカー(英: Smart Speaker)とは、対話型の音声操作に対応したAIアシスタント機能を持つスピーカー。内蔵されているマイクで音声を認識し、情報の検索や連携家電の操作を行う。日本ではAIスピーカーとも呼ばれる。
なるほど確かに僕も「アレクサ電気つけて」「テレビ消して」とか
カップラーメン作った時に「アレクサタイマー○分」あたりはよく使います。
目次
フォトパネル機能は素晴らしい
以前書きましたが、僕のスマホと妻のスマホにある娘が映った写真を、Googleフォトが自動で集めてくれる共有アルバム機能があります。
murakaminimal.com
ダイニングテーブルに置いたGoogle Nest Hubに、娘のアルバムをスライドショーとして表示できるんです。
この機能はモニターが付いてる機種に限られますが、たしかに目玉機能です。
ランダムに表示される0歳から最近までの娘を見ながら妻と談笑するたびに、ああ買ってよかったなと思います。
ただ、個人的にスマートスピーカーを使い始めて一番嬉しかったのはもっと別の部分でした。
普通のスピーカーは手順が多過ぎる
以前、Bose Soundlink mini IIを使っていたときのことを思い出してみます。
音楽を聴こうと思ったら、まずスピーカー本体の電源を入れて、
Bluetoothの自動接続が完了するのを待って、
それからスマホで音楽アプリを開いてようやく再生でした。
ちなみに前回使った際に電源を切り忘れようものなら、
いざ使おうと思った時にバッテリーが切れていてブチ切れそうになる、なんてこともありました。
とはいえ音質はさすがBOSEなので、買ったときは「これぞ最小かつ最高の音楽鑑賞環境だ!」と思ったものです。
音楽を聴くハードルを下げてくれた
しかし、こういう使ってみないと見えてこない小さなストレスが原因で、BOSE様もちょっとずつ使わなくなっていきました。
一方、スマートスピーカーというのはいつでも呼びかけられるようになっているわけですから、基本的には常時電源オンです。
スマホの音楽をスピーカーで再生したいと思ったときに、BOSEみたくわざわざスピーカーの電源を入れに行ったり、バッテリーが十分なのか気にしなくて良い。
もちろん音質はBOSEと比べ物になりませんが、それでも使うのはGoogle Nest miniの方です。
つまり、クオリティよりも利便性が体験として優っているのです。
スマホ本体のリソースを使わない
SpotifyやYouTubeなどスマートスピーカーから流れるコンテンツはどこから再生されているか?
「そんなのスマホからに決まってるじゃん」と思った方もいると思いますが、違います。
スマートスピーカー自身がWi-Fi経由でストリーミングしています。
これがどう嬉しいかと言うと、スマホでTwitterのタイムラインに流れてきた動画を再生したせいで、いま聴いてる音楽が一時停止される、という現象も起こりません。
こういう細かい部分でストレス無く音楽を楽しめるのは、BOSEの高音質スピーカーを使っていたときには無かった体験です。
それから本体の音源を再生しているわけではないので、スマホのバッテリーを無駄に消費することもありません。
音質が気になる人はいいやつ買えばいい
だんだんスマートスピーカー欲しくなってきた方にトドメをさしますが、
なんとBOSEからもスマートスピーカー出てるんですね。
これを買えば唯一の欠点である音質を補完できます。
音楽離れが気になる方はぜひ導入してみてください。
音楽との距離が近づき、音楽との付き合い方がアップデートされるはずです。
BOSE HOME SPEAKER 300 スマートスピーカー Amazon Alexa搭載 トリプルブラック
- 発売日: 2019/08/22
- メディア: エレクトロニクス
こちらはモニタ付きの上位モデル。5万円ぐらい。
BOSE HOME SPEAKER 500 スマートスピーカー Amazon Alexa搭載 トリプルブラック
- 発売日: 2018/10/11
- メディア: エレクトロニクス