自分はカナダのRIM社製スマートフォンBlackBerryを愛用していて、長らくメイン機として使い込んでいる。
そしてドコモの冬春シリーズとして3月頃に発売が予定されているBlackBerry Bold 9900を首を長くして待っている。
最新OSを搭載したBlackBerry Bold 9900 |
9900は前2機種のような小型モデルではなく、さらに前の9000のようなサイズになっている。
2009年に日本で発売した9000。海外ドラマや映画では未だに見かける大ヒットモデルだ |
液晶画面はもちろん、全体的に現行モデルの9780よりひと回り大きくなっている。
キーボードが少し窮屈に感じていたので、この変更は大いに歓迎したい。
現在愛用中の9780。コンパクトだがキーも小さめ |
9900はストレート型の端末としては初のタッチパネル搭載機種だが、個人的にあまりうれしくない。
タッチパネルの精度というか技術をまだあんまり信用していないからだ(iPhone以外)。
Android端末を使ってる人は分かるだろうが、操作の誤認識やタイムラグが多く、最新モデルのGALAXY S IIですら文字入力でストレスが溜まるので、早々にトイレ専用端末にしてしまったほど。
まぁ日本初のHT-03AからAndroidを使っている身としては、かなりよくなったと褒めたいところだが、毎日使うデバイスに妥協はできない。
BlackBerryはQWERTYキーボードがルーツであり、OSのUIもキー入力を前提に設計されているから、多くのシーンでタッチパネルよりキーボード入力のほうが快適なのだ。
たとえばメールを閲覧していて、次のメールへ移動するにはNを押せばいいし、削除したければD、返信するならRという具合にショートカットできるのが素晴らしい。
待ち受け画面でBを押せばブラウザが起動するし、Aならアドレス帳だ。
一度覚えれば、これほど快適な操作はタッチパネルで実現できないことだと分かる。
新型9900の魅力は他にあって、新しいOS7やWi-Fiテザリング、CPUの強化に伴うブラウジングのスピードアップなどだ。
特にブラウジングはこれまでBBの弱点だった機能で、それを補完するためにiPadを持ち歩いているほど。
まぁiPadのレベルをスマートフォンに求めるのはハードルが高すぎるが、ストレスなく使えるブラウザになっているなら嬉しい。
Wi-Fiテザリングが可能になったことで、iPod touchを脱獄することなく接続できるのもポイントだ。
実際に触ってきたが、薄くなってるのも嬉しい。 |
残念なのはカメラのオートフォーカスが無くなっているという点。
自分はカメラを使うことが多いので、接写の際にピントが合わなかったりすると困る。
今使ってる9780にはオートフォーカスがついているのに、なぜなくしたのか。。
そこへさらに新しい9790というモデルの情報も徐々に入ってきた。
こちらは9780の後継モデルという位置づけで、サイズも小さめでオートフォーカスも継承しているようだ。
最近発表されたらしい9790。ちょっとダサくなってないか。 |
ただし日本での発売は未定。
早ければ夏モデルで出るかもしれないが、欲しい人は先に海外のSIMフリー版をネットで買ってもいいだろう。
海外モデルの9790発売がドコモ版9900より早ければ、値段次第では買ってしまうかも知れない。