仕事でメインに使っているレッツノートRZは、コンパクトなぶんキーボードが小さく、議事録や原稿など大量の文章を作るには向いていない。そこで、オフィスではワイヤレスキーボードを持ち込んでいる。
いま使っているのはロジクールのK380という機種。安いなりに作りもチープだが、3台まで接続先をスイッチできるのが便利だと思って2017年3月に購入した。
ちなみにその前もロジクールを使っていたが、こちらはコーヒーをこぼして壊してしまった。
さらにその前はFILCOのMajestouch茶軸を使っていた。
求めるのはキーピッチとコンパクトさ
テンキーは不要なのでそのぶん小さい機種が欲しい。とはいえ文字キーはフルサイズ(キーピッチ19mm)であることが絶対条件だ。
18.5mmぐらいまでは許容範囲だが、いまモバイル用に使っているMicrosoft Universal Mobile Keyboardも17mm弱なので、そういう意味ではアウト。
「キートップを保護しながら持ち運べて、使用時にスタンドも兼ねて、かな英数切り替えがMacと同じようにできて、そこそこキーストロークのあるモバイルキーボード」となると選択肢がほぼないので、妥協して使っている。
今回はオフィス据え置き用のリプレイスなので、持ち運び用途は考えていないから、キーピッチさえ条件を満たしていれば、本体が重くても構わない。
なんなら接続先のスイッチ機能も、最近はあまり使ってないのでもう必須ではなくてもいいかも知れない。
候補は以下の4つだ(価格は執筆時)。
- PFU Happy Hacking Keyboard Professional BT(29,800円)
- レノボ・ジャパン ThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボード(8,980円)
- FILCO Majestouch MINILA Air(10,320円)
- ロジクール マルチデバイス Bluetooth キーボード K780(5,798円)
1のHHKBは価格がダントツに高いが、プログラマー界隈ではとても人気のあるシリーズだ。最小限のキー構成がミニマリズムをくすぐる。
2はノートパソコンから取り外したような平べったいキーボード。今どきはデスクトップ用よりこういう浅いストロークのキーボードに慣れているし快適なのでは、と考えている。トラックポイントもいい。
3は以前も使っていたモデルのワイヤレス版。使用経験があるので一番失敗はしなさそうだ。
4はとにかくコスパ。3デバイス切り替え機能があるほかテンキーまでついていて5,000円台は安い。横幅はやや大きくなるが実用性重視ならアリ。
長く使う前提なら1だが、果たしてオフィス用品に3万もかけるべきなのか。もう少しいろんなレビューを見てから決心しようと思う。