カナダ製元祖スマートフォン「BlackBerry」が好きで好きでたまらん時期があった。
所有感を満たしてくれる外観のデザインといい、OSとハードウェアの見事な連携といい、使い心地がとにかく素晴らしいスマホ。
2009年の「Bold 9000」に始まって、以来2014年までの5年間で延べ7台ものBlackBerryを使い込んだ。
僕が最後にしっかり使ったのはSIMフリー版「BlackBerry Classic」で、以降はiPhoneをメイン端末に据えてはや数年、といった感じだ。
そもそもたすくまがiOSでしか使えないアプリである以上、iPhone以外をメイン端末にすることはもう不可能だから、仕方ないと諦めている。
すっかり聞かなくなったが終わってない
独自のBlackBerry OSにアプリ開発者を取り込めず、コンテンツで魅力を訴求できなくなって凋落していったのだが、日本で爆発しなかったのはドコモの売り方にも問題があったと今でも思っている。
カナダとアメリカでは一時支配的なシェアを誇っていたのに、あとから出現したiPhoneとAndroidにユーザーを奪われまくって、挙げ句アジアのメーカーにハード製造をライセンス。
身売りする結果になったが、実は中身をBlackBerry OSからAndroidに変えて、今でも新機種はちょこちょこ出ていたりする。
個人的には、ショートカットキーや統合メールボックスをはじめとするあの快適なユーザビリティは、Appleと同じくハードウェアとソフトウェアを自社で作っているからこそ実現できていたのではないかと思うので、中身がAndroidになってしまったいまのBlackBerryには、昔のような魅力はなくなってしまっていると感じる。
新機種がキャリアから発売!
そんなBlackBerryの最新モデル「BlackBerry Key 2」が、3大キャリアから発売する。それもドコモではなくauから販売されるというから、驚いた。
ほぉ。まさかauがこんな形で扱うとは。「au +1 collection」からBlackBerry最新端末「BlackBerry® KEY2 Black」を9月7日より発売! | スマートフォン・携帯電話 | au https://t.co/nTCtn0wJJ0
— 石川 温 (@iskw226) 2018年8月31日
アクセサリー扱いなので他のスマホのようにauによる保証は受けられないようだが、割賦契約もできるみたいなので敷居は低い。
しかもSIMフリーなので、端末だけ買って手持ちの格安SIMで運用することも可能だ。
久しぶりにあの快適すぎる使い心地を思い出しながら、うっかり予約ポチしてしまいそうになったが、よく考えたら今月はiPhoneの新機種も控えている。
まさかのau。割賦で買えるなら考えちゃうなぁ。でも時期がiPhoneとかぶり過ぎで。。
au、物理キーボード搭載の「BlackBerry KEY2」をSIMフリーで発売 – ケータイ Watch https://t.co/IxvcDv7Knp @ktai_watchさんから— 村上政司@てぶら編集長 (@sjmrkm) 2018年9月1日
さすがに10万クラスのスマホを2台も買うのはいかがなものか。
今回も見送るしかないのか。
どうしたものか。