iPhone Xシリーズに搭載されているFace IDは便利だが、平置きしている時に通知の内容を見ようと思うと、覗き込むように顔を持っていくか、iPhoneを持ち上げて顔を見せる必要がある。
自宅とオフィスにはワイヤレス充電スタンドを置いてあるので、作業中に通知が来ても目線をやるだけでロックが解除されてとても快適だ。
ところが最近は出張が多く、出先で作業しているときはiPhoneが平置きになっているため、冒頭の対応方法になるのだが、これがだんだん面倒に感じるようになってきた。
持ち運び用にリサーチ開始
普通の充電スタンドを持ち歩いたのでは邪魔になってしょうがないので「折り畳みタイプのワイヤレス充電スタンド」を探してみた。
思いのほかいろんなメーカーから出ていて、現行のワイヤレス充電器には5W、7.5W、10Wと出力が3種類あることがわかった。
多くのスマホは5W充電、一部のAndroidは10Wまで、iPhoneは7.5Wまでの急速充電に対応しているが、注意点としては、7.5Wと10Wとの互換性がない点だ。
たとえば10W対応のワイヤレス充電機にiPhoneを置いても、7.5Wで充電されるわけではなく、5Wでの充電となるらしい。なんじゃそりゃ。
有名メーカーではダンボーで知られるcheeroからも販売していて、これは7.5W充電に対応しているとは書いてなかったが、まぁ最悪5Wでもいいかと妥協してチョイス。
開封。
折り畳みなのでモバイル用途を想定しているはずなのだが、全体的に分厚くて持ち運ぶにはややかさばる印象。
仕事部屋で使用中のAnkerのワイヤレス充電スタンド(右)と比較。
どこか野暮ったい。
無段階で角度調整できるが、やや固め。
まぁ、ふにゃふにゃよりはいいか。
奥まで折りたたむと完全なフラットになる。
この状態でもiPhoneを置けば充電は可能だ。
値段もけっこう安かったのでひとつあるといいかもしれない。